私は出産前に2度流産してしまった経験がありました。そのため3度目の妊娠は両親、義両親も含めて妊娠の報告は4ヶ月を安定期に入ってから伝えました。特に最初に妊娠した際は授かり婚だったこともあり、妊娠は義両親にすぐに伝えていたのですが、その後流産したときに「前祝したのに…」ということを言われ、その時の怒りがまだ心に残っていた…ということもありました。ただ夫は早く伝えたがっていて、安定期に入って待ち構えていたようにすぐに義両親に話しました。

そうするとまだ4ヶ月だというのに、おむつやスタイ、下着などがじゃんじゃん送られてくるようになり、まだ本当に無事に出産できるのか不安がぬぐえなかった私にとっては徐々にそれがストレスになり、イライラがどんどん募っていくようになりました。

ストレスを抱える女性

2度の流産という経験から、3度目妊娠も安定期に入ってからもずっと不安でした。義母に限らず周りから「今度は大丈夫だよ」と簡単に言われるたび内心「無責任なこと言うな」とイライラした気分になってきて、幸せな気分の妊婦生活を送ることができませんでした。特に同じように辛い思いをしてきたはずの主人も「今回は大丈夫」と有頂天になっていて、義母からの贈り物がプレッシャーだと話しても全く理解を得られないのが辛かったです。

ネットで赤ちゃんの成長は何週で何センチになる…というような情報を仕入れては、少し小さいだけで心配になったり、ネットでの検索は余計に心配を募らせるだけでした。通っていた産婦人科では希望者には助産師外来があり、医師に聞けないような悩みも聞いてもらうことができ、それを予約して「安定期になっても不安なこと、大丈夫と言われても余計にイライラすること、義母からの現物のプレゼントがプレッシャーになっていること、などを聞いてもらいました。助産師さんは「辛い経験からして不安なのは当たり前のこと。イライラするのも当然。心身ともに幸せ100%の妊婦なんていないのでごく普通ですよ」と言ってもらえて気が軽くなりました。

助産師さんの助言でイライラするのも当たり前なんだと思えたら、だんだん周囲に対する攻撃心、なんでわかってくれないんだという気持ちも薄らいできました。夫の態度は変わらず、その後もぶつかることもありましたが、周囲は変わらなくてもそれでイライラしていまう自分に対しての自己嫌悪が薄くなってきたことが一番気持ちを軽くしたことでした。相談してからその助産師さんが検診の度に気にかけてくれて、一言二言声をかけてくれるのがとても励みになりました。

妊娠中の不安、出産に関しての不安は妊婦本人しかわからず、夫をはじめ有頂天になっている周囲の人には伝わりにくいもののようです。出産経験者も無事に出産したあとは、出産前の不安などは忘れてしまいがちのように思います。そんな中のイライラは、毎日お産と向き合って、多くの妊婦さんのケアをしている助産師さんに相談してみることをおすすめします。通っている産科でそのような機会がなくても、ネットや電話での無料相談、または自治会で行っている相談会がある場合もあるので、調べてみてはいかがでしょうか。

出産時31歳、ゆきさん