腹痛これは、私が妊娠7か月目に起きたことについてです。それまでの妊娠の経過は良好で、妊婦健診でも母子ともに何もトラブルはありませんでした。

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安定期にステーキ屋さんで外食をすることに…


20XX年11月下旬の土曜夜、主人と一緒に近所のステーキ屋さんへ外食に行くことにしました。梅雨の食中毒シーズンでなかったこと、安定期だったこと、そしてつわりが大分あってそれまで外食に行けなかったこともあり、予定を見合わせることはしませんでした。そして特に何の問題も起こると思っていませんでした。

思い返せば私のこの認識は甘かったと思います。里帰り出産時の担当医が「出産は何が起こるかわからないからね」と言っていましたが、出産前の準備段階においても当然同じことが当てはまり得るということをまだ11月の私は理解できていませんでした。

突然の激しい腹痛と下痢に見舞われる

外食の当日、主人と私は同じメニューのグリーンサラダとステーキを頼み、念のため私は焼き方をウェルダンにしてもらいました。食べ終えて21時前に帰宅し、しばらくは何ともなかったのですが、約2時間経過後の23時頃、突然激しくお腹が痛み出し、すぐに下りだしました。吐き気はありません。1回トイレに行けば治るかなと思っていましたが、数十分ときには数分経つとまたひどい腹痛と下りが起こり、その繰り返しで次第に身体が水分不足になっていくのが分かったので水分補給をするも、直後に身体から出ていくだけでした。

市販の常備薬はありましたが、かかりつけ医に聞かずに服用することへの不安もあり、横になりながら様子をみることにしました。しかし数時間たち深夜2,3時を過ぎても症状は全く治まらず、そんなに酷い状況は30年間で一度もありませんでした。

経験のない出来事だったので、妊婦だったこともあり、ただひたすら不安でした。母子はへその緒でつながっている分、当然私が脱水状態になれば子供にも少なからず影響があるだろう、そう思うと自分で症状をどうすることもできずに辛かったです。

しかしトイレへ行く間隔が短すぎて睡眠もとれないような状況だったので、途中から水分を補給するのをやめました。
症状が繰り返されることで意識がひどく消耗してくる感覚があったのと、翌朝自力で医者へ行くにも数分間隔で下る様では物理的に不可能だと思ったからです。苦渋の決断でしたが、その後数時間は腹痛が起こることなく眠ることができました。

休診日でも医師に連絡することに

翌朝日曜日、腹痛の間隔が長くなりなんとかゆっくり立って歩けるようになったので、休診日でしたがかかりつけ医(以下、先生)の緊急連絡先の携帯へ電話をしました。隣県にいるというところをすぐにクリニックへ戻ってきてくれ、診察を受けました。

「母体の水分・栄養不足のため、赤ちゃんも脱水および栄養不足になりかけている。もう少し症状が進んだら赤ちゃんにも影響が出てくる」とのこと。ノロウィルスではありませんでした。その場で点滴をしてもらい、数時間クリニックで横になって休むよう言われました。翌日の月曜日も1回点滴をするため通院しました。

そして外食をした数時間後に起きた事象であることから、万が一集団食中毒だった場合は営業停止問題になるため、先生は「その権限と義務があるので」とそのお店へ報告の電話をし、他に同じ症状の連絡はないか問合せを行っていました。同じものを食べても主人は何の症状もなく、店にも同じ報告は上がっておらず、先生は「使用された皿ないしはまな板などの調理器具の殺菌・消毒が不完全だった可能性が一番高いだろう」と言っていました。

症状は2回の点滴を経て改善しました。その後の健診でも「赤ちゃんへの影響はなく順調に成長している」と言われ、その言葉を支えに残りの妊婦期を過ごすことができました。

外食で腸炎を患った経験からの反省と、妊婦さんへの助言

すぐに対応してくださった先生のお陰で、幸い出産時に何の異常も起こることなく娘は産まれてきてくれ、幼稚園生になりました。しかしながら、今になってもその時のことは苦く思い出され、ふと考えます。免疫力および抵抗力が弱まっていたと言えばそれまでですが、自宅での食事でも起こりうることだけに、外食へ全く行かないという選択肢の他を考えるならばどうすれば良かったか、と。

もちろん妊婦が気をつけた方がいいことの事前の下調べは必須です。妊娠時は普段起こらないことも起こり得る、というのも事実です。ですが全てのリスクに対しておびえ過ぎては、妊娠初期~出産直前まで丸々約8か月間あることを思うと、精神的に良くないとも思います。

私はこの件で母子ともに先生に救われ、何事もなく出産まですることができました。いつか会う赤ちゃんとお母さんが少しでもリラックスした状態でいられるための、お守りのひとつになればと、以下を記します。

  • 時間外・休診日であっても変化があった際に対応してもらえるかかりつけ医の緊急連絡先を常に分かるようにしておく
  • ためらって連絡するのが遅れた為に重大な結果を招いた、ということを防ぐため、少しでも心理的距離が小さいような、ご自身が信頼できて相談もできる様なかかりつけ医のもとで受診する

お読み下さりまして、ありがとうございました。(出産時30歳、まゆの母さん)