妊娠中に多いトラブルのひとつが、皮膚のかゆみ。
特に、大きくなったお腹周りがかゆくなることが多いようです。
なぜ妊娠すると、こんなに痒がりになるのでしょうか?
妊娠中に全身が痒くなる理由
全身の皮膚が痒くなる理由のひとつは、ホルモン分泌の変化。
普段は気にならなかった下着の締め付け部分や、大きくなったお腹まわり、足や手など、あちらこちらが敏感になります。
赤ちゃんの成長とともに、お腹が大きくなり、皮膚が伸びてくることも関係しているかもしれません。
また妊娠線の予防に、保湿クリームを塗ることが良いとされていますが、肌に合わないものは、余計に痒みを増す場合があります。
妻=パンダマは、もともと汗かきですが、妊娠線の予防にクリームを塗っていたお腹周りに汗疹が発生。
「かゆ~い!!」
といって掻きむしっているところをなんとかなだめ、止めさせました・・・汗
汗疹の出来る原因は、汗が周囲に拡散できずに蒸発し、汚れとともに汗の成分が汗腺に溜まることによって起きます。
保湿クリームは、肌の乾燥を抑制しますが、同時に汗の拡散と蒸発を妨げてしまうことも。
ただでさえ、敏感で痒くなりがちのお肌ですから、汗疹などの余計なトラブルは避けたいものです。
保湿クリームを使う際は、以下のことに気をつけてみてください。
- 皮膚を清潔にしてから使う。基本はお風呂上りに。
- 体を完全に乾かし、汗が引いてから使う
汗疹の主な原因は汚れが汗腺にたまってしまうことですから、清潔にすることは当然ですね。
しかしお風呂上りにすぐにクリームを塗ると、塗った層の下に汗をかいてしまい、逆効果になることもあります。
特に夏場は、扇風機などで体を乾かし、汗を飛ばしてから塗るようにしましょう。