新生児赤ちゃんが生まれたその瞬間からの、最初の悩みは子育てそのものについてでした。
妊娠している状態から見ると、出産はひとつのゴールのようなもので、ゴールがあると思うからこそ、つらい妊娠時期も我慢できる、というものでした。

泣く赤ちゃんとそれをあやす私・・・、年下のいとこ達も面倒見てきたし、私は子どもに好かれるタイプだから大丈夫…な~んて、気楽に構えすぎていたのです。
ところが生まれてみると、想像以上のもすごい泣き方!娘はコトンと物音がするたび、モロー反射を起こしては目を覚まし、顔を真っ赤にして、神経質なほど泣き叫びます。

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出産で疲れて休みたいのに全く休めず、「私がイメージしていたのと違うタイプの子が生まれちゃったかも・・・」正直、そう思い、目の前が真っ暗になりました。

一応、病院にはおしめの替え方、沐浴の仕方、といった赤ちゃんのお世話の本は持っていきましたが、それを見る間もありません。
看護士さんが一応指導してくれるので助かりましたが、実は貧血を起こして輸血するまで、しばらくベッドから起き上がれず、数日間夫が私の代わりに娘のお世話をしていました。

娘は昼夜を問わず、眠ったかと思えばびくっとするモロー反射でギャン泣きし、2時間も続けて寝てくれたら良い方でした。
しかも、優しく抱っこしてゆらゆらしても、子守唄を歌っても、まったく泣き止みません。
これには参ってしまいました。私が想像していた赤ちゃんとのメリーゴーラウンドの生活には、ほど遠いものがありました。

国際結婚なので、日本には無くて、西洋にはある概念というものにも驚かされました。

コリック薬ひとつは赤ちゃんは生後3ヶ月までは胃腸がちゃんと出来ていないので、コリックという腹痛に襲われ、それで泣き出す発作のようなものがあること。ふたつめは、先のモロー反射への対応で、西洋では赤ちゃんを寝かせるときに、モロー反射でびっくりしないように、おくるみにギュウギュウに巻いて、手足を動かないように固定させて寝せることです。
よく動く娘はそれも嫌がるので、毎回大泣きする娘をおくるみで巻くか、巻かないかで、夫と喧嘩になりました。

それでもおくるみに巻かれてしまった娘は、まるでみのむしのよう。
私にはなんだか情けなくて、かわいそうでなりませんでした。

新米ママで右も左も分からない状態である上に、子育てへの文化の違いが重なり、想像していなかった、ある意味過酷な日々の始まりでした。
娘の場合は、おくるみで巻いても巻かなくても、結局夜泣きの間隔はあまり変わらなかったように思いますが、夫は今でも違う見方をしていると思います(笑)。

Yoshiさんの育児体験談