境界性人格障害は、常に、何時でも、どの瞬間にも、相手の愛情を試さずにはいられない病気です。相手(私)の愛情確認をするために、本人は無意識に「こんな(ひどい)ことをしても自分を愛しているか。」を試すので、それはDVのような直接的な私や娘への暴力でなくても、言葉の暴力、周囲の物への暴力などにエスカレートしていきました。

お雛様常に不安定で、何の問題もないふとした瞬間に、突然意味不明のいちゃもんをつけられたりします。
赤ちゃんのベッドさえも、退院してすぐ床に叩きつけられ、投げ壊されました。

また、被害者が最も精神的に打撃を受けるのが、絶え間なく「おまえはどうしてこうなんだ」「どうしてこれをしていないんだ」「どうして分からないんだ」という風に、人格を否定され続けることです。
これにより、知らず知らずのうちに被害者はマインドコントロールされ、生き苦しいのに、自分が置かれている状況を客観的に把握できなくなります。

もし日本に暮らしていたら即離婚だったでしょうが、現在のハーグ条約の状況から、彼の国に暮らす私が娘を連れて日本に帰国することは誘拐にあたり、一生娘と離れて暮らさなければなるので、身動きがとれませんでした。
それでも私は病院を頼り、産婦人科の担当医から、地域の児童福祉課、DV相談因とコンタクトを取り、いざという時には、警察に提出する書類を常にかばんにしのばせていました。

子供の服実際、彼は娘のことはとても可愛がっているし、結局は娘が望むから仕方ないという感じで折れています。
いつも自分なりに家族のことも考えてはいるみたいなのですが、感情が複雑で分かりにくく、最終的に自分の思い通りに相手を強くコントロールしたいという所があります。

いづれにせよ、人道的に見て、とても許されるような状態ではありませんでしたが、この病気は世の中を白黒で判断し(グレーがない)、常に自分が一番正しいと思い込んだり、思い出したくないことは部分的な記憶喪失のように抹消する病気なので、望んでも、何故私が悩んだり苦しんだりしているのかを、彼が正しく把握できる日は来ません。

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このようなことが、具体的にどのように子育てに影響したかというと、例えば夫があること無いこと言い立て授乳禁止し、6ヶ月の娘に隠れてトイレでおっぱいをあげたり(西洋では母親は国により、産後3~6ヶ月で職場復帰)、おむつが汚れたり、娘が泣いたりしても1時間ほどほったらかしを強要されたり、私からのおはようの挨拶も何もかも数日間無視されて、私が落ち込んだり怒ったりと、ママが精神的に不安定な状態で、子育てをせねばならなかったことです。

赤ちゃんにはいつも笑顔で優しく接してあげたいのに、イライラしたり、顔で笑って心で泣いて、という本当に過酷な状況の中で、難しいことが度々ありました。
それでも娘に精神的に支えられたことで、我ながらよくおっぱいも止まることなく、乗り越えられてきたなと思います。

娘には本当に感謝していますが、私達自身のように、両親のことで娘が逆にアダルトチルドレンになったりしないように、私自身が自立することで、気をつけたいと思っています。

~Yoshiさんの育児体験談~